2 septembre 2015
拷問被害者の受け入れどころが全くないという状況もとんでもなさすぎる
わたしたちは日夜、技術を悪用した虐待に見舞われていますが、情報手段などによって社会的に深刻な排斥を受けていることも申し上げている通りです。拷問被害者は被害の会のような限られた場所だけでなく、一般社会に広く受け入れられなければならない存在ですが、そういった間口を一切つぶされているというような状況になっています。排斥がひどくて、全くどうしてよいかわからないというのが正直なところです。日本で起こっている拷問被害は拉致問題とも大きく違います。北朝鮮に拉致された人なら、帰る国が消え果ててしまうことはなかったはずですし、教育も施されたでしょうから、北朝鮮はずいぶん人道的なことをやっているものだと感じます。20世紀後半から現在にわたって、おびただしい数の日本人が非人道的な社会手段によって、悲惨な扱いを被りつづけてきた可能性があります。ひとたび公権が悪用されてしまえば、犯罪を取り締まる手立てはまったくなく、日本人を対象とした虐殺が漫然と広がり続けてしまうでしょう。情報手段その他による市民にたいする恣意的な扇動が驚くほど人間社会を危険なものとし、有史以降例ののない社会的低落を引き起こしてしまったことは全く否定しがたい状態です。
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