25 février 2017
脳の基本的なプロセスを超高速で行う訓練
長期にわたる脳スパイや0.1秒以下でリアルタイムな脳活動に連動する攻撃は、悲しいことに脳に痕跡を残してしまう。その痕跡の回復はたいへんに難しい。一般的な心理技法の考え方では先入観にとらわれてしまいやすい。そこでわたしが推奨するのが脳にキャパシティーを超えた高速な負荷をあたえるトレーニングである。たとえば速読や速聴が脳に良い影響をあたえることは知られている。しかしここでの目的は文章の内容や聞いた言葉を理解することではなく、むしろ理解を不能にしてしまうようなぎりぎりの速さで負荷をかけること。つまりは理解できるというプロセスから理解できないという世界への脱却であって、根源的、潜在的な能力に立ち返ることである。あらゆる先入観を克服してゆかねば洗脳社会などでくらしてはゆけない。意味のような内容だけでなく、文字や音素自体の認識、PC操作におけるオブジェクトの認識など、脳の認知能力の限界の壁について、決して成果主義に陥らず、潜在的な能力を引き出すことを指向する。結果的な青写真を用意しては十分に潜在的な力は引き出せない。あまりやりすぎたらくせがつくし、調子を壊しても知らないから、ほどほどに試してみてほしい。